田舎暮らしQ&A
Q. 田舎の不動産の特徴的なところはどこですか?
A.およそ2つあると思われます。
1.都会では不動産の大部分が都市計画区域内にあります。田舎ではたいてい区域外にあります。 したがって、都会ほど法律の制約を受けません。
2.田舎の方は、種類も多く、面積も広いです。また、不動産の売買が都会のように一般的におこなわれておりません。
Q. 伊勢志摩での田舎暮らしはなぜ人気なのですか?
A.都会からほどよい距離がいいとよく言われます。京都 大阪 名古屋から車でも高速で適度な距離をドライブでき、電車でも近鉄特急で名古屋まで120分、京都や大阪へ120~150分で行けます。都会で刺激を受けながら生活し、週末に伊勢志摩で気分転換をはかり、毎日の活力にしている方もおられます。
気候は四季を通じて温暖で恵まれた条件となっており、気温は年平均15~17℃で積雪を見ることは稀です。また、年間降雨量および降雨日数はほぼ全国平均並みになっています。
もちろん、海に山にレジャーに歴史にさまざまな楽しみ方ができます。
Q. 地目が宅地以外で家が建てられますか?
A.地目が山林でも雑種地でも建てられます。
ただし、田、畑などの農地は農地法により、その使用が制限されています。また、急傾斜地や保安林など別の法律で制限されていることもあります。
Q. 公簿面積と実測面積とは、どう違いますか?
A.地価の高い市街地においてはたいていの所では測量や分筆が行われ、土地の境界は明確になっていて、その標識もしっかりとわかりやすくなっており、坪単価いくらという契約が多いです。
ところが田舎では面積的には宅地などよりも農地や山林などが大部分で、それほど売買がされていたわけでも無く測量をする費用が高いということで、土地の境界は明確でない場合が多いです。
一般的に田舎では「公簿取引」での不動産売買が大半です。また登記簿の面積と実際の面積にも開きがあることが多いです。たいていは、公簿面積より実測面積の方が多いのが普通です。
Q. 電気の引き込みは?
A.電柱より1キロ以内であれば無料です。
Q. 仕事はどうすればいいですか?
A.ゆったり過ごしたいというのであれば、やはり農業などをするのが一番適していますね。伊勢志摩ですと漁業もおすすめです。 また、ホテルや旅館の仕事等ももちろんあります。
Q. セカンドハウスの週末利用はなぜ、人気があるのですか?
A.主に、二つ理由があります。
1つは、都会の仕事を継続するため、ローンが組みやすいことです。住宅金融公庫では、住まいひろがり特別融資(本人居住型)が用意されています。
2つめは、田舎を知るための準備期間をもうけられることです。スムーズな定住への移行ができます。